同い年の生き方

前に赤羽紹介でも書いた良く行くお店のマスターは同い年だ。もう１０年以上、同じ場所でバーをやっている。年数、時間は財産だ。若かりし頃、通って来てくれた女の子は、結婚して、少し間が空いて、ママになって、子育てのイットキの落ち着ける場所として、また通ってくれるようになっているそうだ。昔から自分を知ってる彼に旦那の愚痴を聞いて欲しくて来るそうだ。変わらない場所ってなかなか無い。メインの通りにはない今の場所から移転の話があったとき、常連の要望（反対意見）により、変えなかったそうだ。

彼はいつも楽しそうだ。１０年以上食えているという事は、多少の浮き沈みはあるにせよ、ある程度収支は安定しているということだと思う。

羨ましいと思う反面、同じ生き方は出来ないなぁと思う。彼は彼で、サラリーマンになれば良かったと思うときがあるようだ。きっと、お互い無い物ねだりなんだと思う。